先生になった理由を教えてください!

臨床工学技士として病院で働いていて「医療事故」を起こさない環境づくりが大事だと痛感していました。
現役で働いている時も学会発表などを行い、啓蒙活動をしていましたが、活動をしていく中で「同じ考え方を持った人がたくさん増えたら、今の医療がもっと良くなるのでは!」と考えたのがキッカケです。また、卒業生でもある私は、臨床工学技士の面白さを伝えてくれた恩師が病気で亡くなってしまって、「母校を支えたい!」という思いもあり、ご縁があって働くことになりました。

日々働いている中での想いを教えてください。

国家資格やMEの試験など、合格率のカギはクラス作りにあると思っています。
どれだけクラスが同じ方向を見て進んでいけるかが大事だと思っていて【場づくり】を大事にしています。
学生さんだけではなく、先生や非常勤講師との関係、学ぶ環境など全てが【場づくり】に槃がっていると思うので、その場を整えることに日々奔走しています!

働いていて1番嬉しかったこと!

やっぱり卒業式ですね。
このために仕事をしているといっても過言ではありません!
3年間、木当に色々なことがありながら過ごしてきた学生さんが「先生ありがとう」と言ってくれるだけで、この仕事をしていて良かったって本当に思います。
毎年感動です。

今後のやりたいこと!

教務を統括する立場も受け持っているので、国家資格だけでなく+αの価値づくりをしていきたいですね。
学生さんそれぞれ、その人にしか出来ないことって絶対あると思うんですよ。
その人にとっての+αが見つかる学校になっていったらいいなぁと思って。
色々な学生さんと出逢うことは私にとっても多くの気づきと成長につながっています。
これからも【場づくり】を大事に日々、励んでいきます!

先生が教える臨床工学技士のシゴトとは?

医療機器のスペシャリストである臨床工学技士は、医師や看護師、さまざまな医療従事者とチームを組んで、生命維持装置の操作などを担当します。
また、医療機器がいつでも安心して使用できるように保守・点検を行います。
時には看護師とともに患者さんのケアを行うこともあり、チーム医療にはなくてはならない存在です。