医療系職種への進路を迷う高校生の皆さんからよく質問がある、

「臨床検査技師」「診療放射線技師」「臨床工学技士」

の違いとは??

姉妹校の姫路医療専門学校のブログがわかりやすかったので、

引用して紹介しますね^^

**以下、姫路医療専門学校から引用です**
こんにちは!
専任教員・臨床工学技士の小笠原です。

 

今回は質問でよくいただく「似た名前だけど、仕事内容はどう違うんだろう」と言われる

臨床検査技師診療放射線技師臨床工学技士の違いについてお話したいと思います。

まず、大前提として医療現場には患者さんが必ずおり、

どの職種も様々な場面で患者さんと触れ合います
上記の3職種は、医療機器だけを相手に仕事をしているのではありません。
医療機器の向こう側には必ず患者さんがおり、その患者さんの健康や命を守る仕事なのです。

臨床検査技師診療放射線技師はその名が示すとおり、

血液検査や尿検査といった各種検査やレントゲンなどの画像診断といった業務に携わり、

主に外来の患者さんと接する機会が多いことが特徴です。

一方、臨床工学技士は手術室や集中治療室、心臓カテーテル室、

医療機器管理室など病院内の様々な部署で活躍しており、

一般的な外来で患者さんと触れ合う機会はあまりありません

そのため、オープンキャンパスなので初めて職業を知ったという方も多いです。

臨床工学技士は、直接患者さんと接して機械の操作だけでなく、

患者さんの状態や変化などをチェックしながら
「どうすれば患者さんにより良い医療を提供できるか」を第一に考え

他の専門職の方に患者さんの改善のために提案することもあります。

また、病院内のすべての医療機器の使用状況、品番、数量、劣化度合いなどを

管理・メンテナンスし、各科に提供します。

外来では治療できないような大きな病気を抱えておられる患者さんと接することもあり、

その分大変なこともたくさんありますが、

大病で入院された患者さんが回復され元気に退院される姿を見たときの喜びは計り知れなく、

入院から退院までの経過に関われるのが臨床工学技士の魅力の一つです

こうやって見てみると、臨床検査技師や診療放射線技師は、

その時その時に患者さんと接する仕事(点)で、

臨床工学技士はいくらかの期間、患者さんと接する仕事(線)と言えます。
皆さんの想像以上に、患者さんと関わることが多い仕事かもしれませんね。

一人ひとりの患者さんに寄り添いながら、日々進化していく医療機器で命を守る。安全な医療を提供する。

それが臨床工学技士(Clinical Engineer)です。

 

「医療の仕事」は医師や看護だけでなくたくさんあるので、

その中で自分がどの職業に向いているのか、

自分の性格や特性が活かせるのはどの仕事なのか見極めることが大事です。

調べて、話を聞いて、体験して、自分が一生していく仕事をみつけてください!

札幌看護医療の臨床工学技士学科はコチラ▼

オープンキャンパスはコチラ▼

L I N Eで質問受付中!友だち追加はコチラ▼